超高齢時代におけるワンランク上の
リライニング・リベーステクニックについて
〜全部床義歯/局部床義歯の機能で重要な要素とは・・・〜

■日時
2019年11月10(日)
12:30〜16:30

■場所
エッサム神田ホール2号館
《東京都千代田区》

■講師
松本 勝利 先生

セミナー解説

 2025年には、団塊の世代が後期高齢者になり超高齢社会の
進行スピードに拍車がかかる。そのような環境のなかで、全部
床義歯の治療件数はわずかではあるが減少傾向に向かっている。

 一方でこれまでにない伸び率のスピードで治療件数が増加して
いるのが“局部床義歯治療”である。局部床義歯においては、
天然歯部と義歯床部分では咀嚼時において沈下量に差が生じる
ために鉤歯に負担がかかってしまう。この時に過度な負担がかかり
鉤歯が脱落して歯列欠損の拡大につながらないように設計することは
重要なことである。

 また、この沈下量の差によって、局部床義歯を機能させる上で重要な
要素である“支持”“把時”“維持”の装置と鉤歯とのフィッティングが不適合に
なってしまうケースがある。これを放置しておくと咀嚼時に機能しないだけでなく
色々な不具合の発生に繋がってしまう。

 今回は、全部床義歯時だけでなく局部床義歯時のワンランク上のリベース・
リライニングテクニックについて会場の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

セミナー内容

■歯列欠損拡大の防止に有効な手段とは

■局部床義歯臨床において鉤歯を護る機構とは

■全部床義歯と局部床義歯のリベース操作の違いについて

■局部床義歯、作り変え?リベース対応その判断基準とは

■局部床義歯など補綴処置において与えるべき咬合とは

定員・対象・参加費

■定員
50名

■対象
歯科医師、歯科技工士

■受講料(税込)
トクヤマデンタル倶楽部会員・・・10,000円
会員から紹介された技工士・・・7,000円
上記以外の方・・・20,000円

主催者

株式会社 トクヤマデンタル
TEL 0120-54-1182